好きなものを好きな時に。は実現するのか??

アイキャッチ スキル

物欲の本質

前回の記事はこちら

ある女の子は言いました。

「お金なんて無くていいから好きなものを好きな時に買えるくらいにはなりたいな~」

貴方はこれを聞いて、どう思うだろうか。

共感する、夢の見すぎ??…….
これには私なりの理論がある。
”人の真の物欲は、あくまで潜在的である。”
と。

解説すると
そもそも、人間が喉から手が出るほど欲しいものなんて
この世界の表向きには
無いor存在しないのではないか?
という事です。

まず、本当に欲しいものが存在しない。
というのは、そのままです。
例えば私が、「今一番欲しいものは何ですか?」
と聞かれたら、十中八九、”時間”と答えます。
もしくは、”ドラ〇もん”
存在しないですね。

そしてもう一つ。「無い」という選択肢について

私が
そもそも、人間が喉から手が出るほど欲しいものなんて
この世界の表向きには
と書いたのには理由があります。
表向き(顕在的)には欲しい物はいくらだってありますよね。
車、貴金属、恋人…..
もちろんこの顕在的な物欲が一番欲しいものなの!
という方もいるのかもしれないが

私的には
人の物欲において、人が思わず無意識に物を買ってもらう瞬間は
まさに、潜在的な物欲に気が付いたときである。

良い例えがあります。
貴方がスーパーで買い物をしているとき、
”買い物リスト”のメモを見ながら買い物をしていたとする。
ただ、その買い物リストは予めメモを書く際に、必要か不必要かを判断してリストを作る。
自分の経済状況と照らし合わせて、不必要。という「買えない」
という判断をする可能性が大いにある。

ただ、買い物中にリストには書かれていないが
「あ!そういえば洗剤がなかったわ!」
「そういえばこれ!嫁が食べたいって言ってたものだ!」
など、不意に気づくものは、とても買いやすいのです。
まず、メモを書く際とはスピード感が全く違います。
人間の脳はそこまで機能性が良くないので、咄嗟に買おうとしていたものを見つけると
必要 or 不必要を判断する過程が無くなるのです。

勿論、最初の”買い物リスト”の段階で、必ず入るような売り方でもいいのだが
人の顕在的なものを売るのなら
商品も、販売者も、競合が多い。
そして我々はあくまで、副業であり個人事業主であるため
あまり競合と被るような売り方はしたくない。

あなたの落としたのは金の斧ですね。

斧を川に落とすと
神様が表れて、金と銀の斧を落としたかを尋ねると
きこりはそれを否定し、鉄の斧を落とした。
と正直に言い、結果的に三本とも貰えた。

という話がある。
これを現代のセールスに落とし込んでみる。
きこりは、結果的に三本とも斧を貰えたと記述してある。
という事は、性能面などは確実に金と銀の斧は鉄の斧よりも優れているという事。
おそらく、事後も使うのであろう。
きこりは正直に鉄の斧が自分のものであると正直に語ったが
その後も金と銀の斧を重宝したという事は
出来れば欲しかった。ということ。
そう、これが潜在的な物欲なのだ。

買えない。或いはなんらかの事情で自分には手にできないと思い
心のどこかに仕舞ってしまうのですよ。
正直、今の現代に同じような状況が起こったら、正直に主張できる人間は少ないと思う。
少々形は違うが、それを現代に落とし込むのだ。

いざ、応用しよう

ところで、前回の記事は覚えているだろうか。

セールスには買う側の【理由】と【タイミング】が重要であると。
今回の記事はそれの応用だ。

つまり、潜在的な物欲を煽るのであれば
相手に【気づかせる】必要がある。
今まで、買うものは自分が決めていた。
だが今度はセールスマンが相手の買うものを決めるのです。
それはもちろん、押し売りではなく、あくまで買うのは相手だ。
やはり前回と同様に、買う【理由】と【タイミング】を
相手に気づかせ
それに気づいた相手が、自分から買うのです。

先ほどのスーパーの例のように
潜在的な物欲に気づけば、必要・不必要の判断が鈍るのだ。
我々個人のセールスマンが稼ぐためには
”潜在的な物欲”を煽らなければいけない。
そして、潜在的な物欲を煽るには
相手に、これはあなたにとって必要なものです。
そしてこれは、今買うべきです。
という【理由】と【タイミング】を気づかせる。

本日は以上です。

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