模倣、コピー、パロディ

アイキャッチ画像 思考

真似を上手くやるためには

皆様、”真似”についてどうお考えでしょう。


↑と合わせて読むと面白いです。

タイトルにも記述しましたが
真似ることに関して、様々な表現がありますね。
・パクる
・コピー
・模倣
・パロディ
それぞれ分けて言葉を見たときにどのようなイメージが湧くでしょうか。

まぁ正直それぞれの言葉なんぞどうでもいいのですが
全体的に真似ることに関して、もう少しよく考えていただきたい。

私は、ビジネスにおいて真似ることは物凄くいい手段だと思う。
寧ろ、この世の物は真似がほとんどではないか。
とも思っている。
ビジネスにおいては凄い人をとにかく真似をすることで成功までの時間を短縮をしたり
ヒントを得ることだってできる。

ただそれと同時に、【真似は】注意が必要なものだとも思っています。
真似をするときも、よく考えろ。
という事です。

表面上だけ吸い取っても、何色でもないコピーにしか過ぎないのです。
真似をするベースの物をよく考えるんですよ。

真似に関しては、個人差もあるのです。
憧れの人がしていることを、あなたが完全コピーできるとは限らないのですよ。
コピーをしようとして
自分の色を出せずに
尚且つオリジナルより劣っている作品が、よくパクりと揶揄されるものなのです。

リオネル・メッシ

話を少し変えましょう。
私はサッカーが好きなのですサッカー選手で例えましょう。
今活躍している選手にも憧れの選手が必ずいるんですよ。
みんな少年時代は憧れの選手のようになりたくて日々練習をしていく訳です。
だからみんなどこかその憧れの選手にプレースタイルが似てくるのですね。

サッカー好きの方はは絶対分かると思いますが
バルセロナで活躍しているメッシ選手は
2000年ごろに活躍したパブロ・アイマール選手に憧れていたようですね。
好きな方は、「マラドーナじゃないの?」と思うかもしれません。
それは当然です。
メッシがあそこ迄の地位を築いたのは、あのドリブルな訳ですから。
アイマールはそこまで、ドリブルだけでガンガン行く選手では無いですよね。
寧ろ、総合的に優れていてゲームメイクが上手な選手でした。

※サッカーの分からない方に説明をすると
メッシは驚異的なドリブルで世界的な選手になりましたが、憧れのアイマールとはあまりプレースタイルが似ていないのです。
逆に当時のマラドーナという選手のほうが似ているよね。という話です。

しかし、今のメッシはどうでしょう。
正確には、バルセロナでシャビが引退してから。というべきでしょうか。
彼はドリブル専門のウィングの選手ではなく
パスも上手くなり、ピッチの中央で周りの選手を引き立てるようなプレーも出来るようになりましたよね。

私はメッシのソウルメイトではないので、すべては分かりませんが
サッカーもよく考えてみたら大体自分なりの理論ができるのですよ。
メッシが最初からアイマールの真似をしていたら今の地位は築けていませんよ。
最初は、あの強豪バルセロナで勝つためには
一つだけ飛び抜ける必要があったのですよ。
(当時はオールラウンダーとしてロナウジーニョもいましたしね…)

メッシもアイマールの表面上のテクニックや戦術を浅いまま真似をせず
メッシなりに得意なことを伸ばして地位を築き
真似が出来るようになったら真似をして、さらに自分の色を出していく。
しっかりとアイマールの本質を見抜き
時期を選んで真似を始めたのだと私は考えています。

真似をするための目と頭?

かといっても、真似をしたい人のオリジナルの本質など
そう簡単には見抜けません。
それでもいいんですよ。
自分なりに考えて、オリジナルを評価すればいいのです。
「この時代に産まれてなければな~」
「このチームじゃなかったらな~」
とか、いろいろ評価をしていく中で、オリジナルを元に
自分に当てはめて考えるのです。
そして、時代を今と当てはめて、自分なりにアレンジをして世に出していくのです。
※本を読んでインプットするときもその感覚でなければ意味無いですよ。


↑と合わせて読むと面白いです。

本日は以上です。

PS:今回は、サッカーネタが多くなりましたが
サッカーを知らない方はぜひこれを自分に当てはめて考えてみてください。
私のブログは考えないと意味のない物ばかりですよ。

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